残価設定型クレジットはヤバいのか考察する。

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本当に残価設定型クレジットは損をするのだろうか?

自動車を購入しようとする時、販売店で一度は案内されるであろう残価設定型クレジット残価設定ローン)、通称「残クレ」。

筆者はSKフォレスターを購入する際3年の残クレで購入し、次に乗り換えを考えている2代目レヴォーグの購入プランも残クレを利用しようかとぼんやりだが考えている

そんなこともあって2代目レヴォーグの情報収集をしていたら、いつも読んでいる愛知県のスバルショップのブログの記事『クルマ選びガイド。覚えておきたい、絶対に損する10の条件。』に「残価設定プランで購入する。」とあったので気になって残クレを考察してみる。

前提としてこのブログ記事を批判するわけではなく、プロの販売者が残クレのデメリットを書いているのでそれを元に考察します。

1. そもそもなぜ販売店は残クレをすすめるのだろうか?

理由は簡単です。残価設定は、3年や5年といった「区切り」が来ます。この時、ディーラーにはもう1台、あなたに買わせるチャンスが来るからです。そう、代替えのペースが早くなるのです。簡単に言えば、囲い込み戦略です。得するのは、あなたではなく売り手側です。

https://www.chubu-jihan.com/subaru/news_list.php?page=contents&id=376

→そうですね。確かに売り手にとっては商機が増えるいい戦略だと思います。でも、残クレであっても残債を精算さえすれば好きなタイミングで売却できるし、次のクルマを買う買わないの判断はオーナーがするからそこのところはどうでもよくない??

2.残クレは金額的に損をするのか?

残価設定プランとは、5年プランなら5年後の残存価値を想定し、この価格分を減じた額だけを5年間分割払いにするため、次月の支払いが少なくなる、という仕組みです。通常の自動車ローンのおよそ半額で購入が可能です。
でも、本当にそれだけでしょうか?実際には違います。まず、5年後の残存価値から、5年間分の利子が減額されています。その分、損している計算です。

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→私の認識では概ね理解できます。でも、ちょっと引っかかるのが「5年間分の利子が減額されています。」というワード。なにが引っかかるって、これ利子が発生するだけ損するよ、と。でも残クレだろうが銀行のマイカーローンだろうがローンを組んだら利子が発生するよね?つまり、「残クレだから損をする」っていうのは間違いじゃない??

残価設定プランはメーカーのファイナンス会社が担当するため、分割払いの対象にできるのは車体価格だけ。つまり、オプション価格や税金、登録費用は対象外ですから、50万円近い頭金が必須です。その頭金が問題になるのは、購入時ではありません。次の代替え時です。もし、5年後に頭金分の貯金が無いと、代替えできません。そう、頭金分は分割払い中に積み立てておかねばならないのです。何だか、おかしな話です。ローン払いであれば、下取りでいくらか戻ってくるので、その心配は無用です。

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→ここの部分も「残クレだから損をする」とは違うと思う通常のローンでも、購入した車の中古が不人気であれば下取り金額は低く残債次第では頭金の足しにもならないことも考えられるでしょ。もし中古でもそれなりに需要があり状態が通常であれば残クレで買った車も買取店で売却すれば頭金の確保はできます。超不人気車ならどうしようもないけど。実際にディーラーのセールスは推奨しているわけではありませんが、買取店の方がディーラーより良い値段で買ってくれると教えてくれます。

3.事故のリスクについて

そして、一番怖いのが事故です。何も悪くないのに、後ろからドッカーン!当然、修理に出しますが、損傷が酷ければ「事故車」です。すると、残存価値は一気にゼロ。あなたは、そのクルマを手放す際に、減額分を追加で払わねばなりません。
次のクルマを買うのに、前のクルマの費用を追加して払う。損しているのは、明らかです。

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→これ、表現が随分と恣意的ではないか?残クレだろうが銀行ローンだろうが、現金一括だろうが車の購入方法に関係なく事故車となってしまえば手放すときに損をするのは一緒じゃないか??仮に現金一括で買った車であっても、下取り価格が落ちるわけだから乗り換え時に追い金が余計に発生するよね??

他に残クレのデメリットは?

ここまでプロの引用を元に残クレのデメリットを考察してみたが正直言って残クレ」だから、というデメリットはあまり感じられない

そこで私が実際に利用して感じる残クレのデメリットを挙げてみる。

1.走行距離を気にしてしまう。

私がもし2代目レヴォーグへの乗り換えるのならば、現在の愛車フォレスターは買取店へ売却するつもりでいるのだが、ディーラーへ返却となった場合、条件として走行距離が月1,000km以内とあり、それを超えると追い金が発生するのでどうしても乗りすぎないように気にしてしまう。

2.一部繰り上げ返済ができない

私が利用しているスバルファイナンスでは残債の一部繰り上げ返済ができない。ある程度まとまったお金ができたので、残債に充てようかと思っても一部だけ返済をすることはできないのだ。この点、銀行のマイカーローンであれば繰上げ返済はできることが多いので残クレならではのデメリットといえるだろう。ただし、他の自動車会社ではできるかもしれない。

3.金利がやや高い

私が利用しているスバルファイナンスでは、フォレスターの場合年率3.9%銀行のマイカーローンが2%弱で利用できることを考えればなかなかに高い。もし、残クレを利用することによる値引きがなければ割高感は否めない。ただし、いくら低金利だからといって銀行のマイカーローンで長期に借入するとこれまた損。繰上げ返済を前提に長期で組むのはアリだと思うが。

残クレもローンの一種

これは私の解釈というか当たり前なのだが、残クレもローンの一種にすぎない

借入金額を月々均等に支払うのか、あるいは、3年(または5年)後の残存価格相当を最終支払いにまとめそれまでの支払いを低く抑えるのか。この違いだけだと思っている。

残クレで購入しようが、マイカーローンで購入しようが、現金一括で購入しようが、総支払い金額を比べてみればその差額はきっと人生を左右するほどの金額ではないことがよく分かるはず。であれば、自分のライフスタイル、ライフプラン、経済観念に合わせてその支払い方法を選べば良い。

ただし、残クレは月々の支払い金額が低いため自分の経済力に見合わない高額な車を買えてしまう気分になってしまうのでこれは要注意。

私も残クレで現愛車フォレスターを購入したのだが、支払い総額を十分に確認、シミュレーションを重ね、もし何かが起こり残債を一括で返さなければならない状況になったとき、自分の生活に支障がないか、最低限維持したい貯金額を下回らないかを計算したものだ。